皆さまはベジタリアンやヴィーガン、菜食主義と聞くとどんなイメージをもっていますか?
「身体に良さそうだけど、栄養不足になるんじゃないの?」
「なんでお肉食べないの?」など、いろんな印象をもたれていると思います。
昨今、日本でもベジタリアンやヴィーガンという言葉を耳にする機会が増えたと思いませんか?
そこで本日は、私がどうして菜食になったのか、ベジタリアンになったきっかけとメリットデメリットについてお話しをしていきますね。
Contents
私がベジタリアンになったきっかけは?
なんでベジタリアンに?
もともとそうだったの?
という素朴な問いかけをよくされるので私の実体験をお話ししていきますね。
私は大人になってからベジタリアンの生活になりました。
なので、それまではお肉やお魚はもちろん食しております。
むしろ、実家の両親はバリバリの肉食だったので、よくステーキハウスや焼肉に頻繁に連れて行かれたもんです。
「馬肉が食べたい」という母の一言でわざわざ熊本まで行った事も(^^;
そんな私がどうして菜食になったのか?
結論から言うと、『知識』が大きいと思ってます。
それまで、ただ知らない事が多すぎただけなんです。
実を言うと幼い頃、チキンライスにほんの少し入っている鶏肉にオエーッとなったり、味が薄いお肉は臭くて食べられなかったんです。
でも如何せん一昔前の教育は、何でも残さずに食べないといけません!
という時代だったので、とりあえず出されたものは何でも食べざるを得ませんでした。
それが正しいとされてたんですね。
なので食べられるようになるため子どものときは必死のパッチでした。
焼肉のたれやソースを大量にかけ、その濃い味が美味しいためごまかして食べているうちに食べられるようにはなってったんです。
焼肉のたれの味でご飯を食べてる感覚、ご理解いただけるでしょうか(^^)
知識
世の中知らない事だらけです。
しかも身近な自分のことに!
何かを知ったからこそ、その影響を受けて人生が変わる事って皆さまもそれぞれ体験されていると思います。
いろんなケースがあると思いますが、私にとってはすでに菜食の友人からの一言がきっかけとなり、とても大きな影響を受けました。
生きている牛さん、豚さん、お魚は「生き物」。
ワンちゃん猫ちゃんと同じ「生き物」。
「食べ物」は他にたくさんあるよ。
単純なことでした。
あっ、ちなみに新興宗教の勧誘とか全く違います。
誤解される方もいるので一応ことわっておきますね(^_-)-☆
その頃の私は、不摂生な生活を繰り返していたため体調を崩したのがきっかけで、健康的な食生活を人生で初めて見直しいろんな情報を集めていた時でした。
ましてや長年可愛い犬と生活していたので、すんなりと聞き入れることができたのです。
1.食生活の現状
そして冷静に、今の日本の食環境に目を向けたらいろんな現実を知ることになります。
理想的だった日本の食文化が加速して変化し続け、食生活の現状(例えばコンニビ弁当、外食産業、加工食品、カット野菜がなぜいつまでも綺麗なのか・・などなどの事実)を目の当たりにして一気に意識が変わっていきました。
クソ真面目な話になってきてますが、また、地球では人口が増えすぎて飢餓で苦しんでいる人々が大勢います。
実は食料もお水も足りてないのではなく、先進国の人間が牛さん豚さんを食するために、その牛さんたちを育てるために牧草やお水が大量に使われて各国が水や食料の取り合いになっていることも知りました。
そのお水や食物があれば飢餓は回避されると聞いた時はなんとも複雑な気持ちになったもんです。
2.腸内環境
そして、健康には腸内環境が大切という言葉を聞いたことある方も多いと思いますが、簡単にいうと、腸内にはバランスよく善玉菌・悪玉菌・日和見菌(どっちにでもない菌)がありますが、肉食中心だと悪玉菌が増加し腸内バランスが崩れ、なんとガンの原因のひとつになるそうなんですね。
要は肉食中心でいると身体にはよくないということみたいです。
詳しくはマクガバンレポートというものに書かれています。
この内容はとてもセンシティブで誤解を招きかねないので内容を記載するのはやめておきますね。
私は決して肉食の人を非難しているわけではありませんから誤解しないで聞いてくださいね。
強要する気持ちは全~くなく、食べたい方は全然食べてかまわないと思ってますから(^^)
だって自由なんだもの!
なので少し余談になりますが、数年前に海外で、ヴィーガンの人がお肉のレストランに嫌がらせをするニュースをやっていた時は、ヴィーガンの人がそんなことするの?
と悲しくてイヤーな気持ちになったことを思い出しました。
3.海外での現状
実際明らかに断言できることは、海外のほうが断然日本よりも菜食はすすんでいます。
そもそも宗教上や、その国の伝統で植物性料理を選ぶ国もあれば、欧米などは昨今の健康ブームや動物愛護や環境問題の観点から菜食が進んでいるというように、菜食を選ぶ傾向にも理由は様々なようですね。
残念ながら、それとは逆行しているのが我が国です。
先進国でダントツ菜食が少ない国です。
また、食品添加物のことはご存知の方が多いと思いますが、食品に関して日本の基準は他の各国と比べて桁違いにゆるゆるなんです。
海外では使用禁止にされている食品添加物や農薬が日本では平気で使われていて、その数が本当に桁違いに多いんです。
そんなもの、大切な赤ちゃんや家族に食べさせたくないと思いませんか?
今現在、欧米はガンや肥満の数は減少しているにもかかわらず、日本は右肩上がりで増えてきているのをご存じでしょうか?
ベジタリアンのメリットは?
もちろん私にとってはメリットがかなり多く、デメリットは少ないです(^^)!
身体が疲れにくくタフになった
え?菜食なのに?と思った方が多いと思いますが、実は菜食している人は強いんです(^^)
もともと日本は菜食の食文化で玄米・お味噌汁・野菜・豆をメインにしていたのでお侍さんや飛脚は何十キロも野を超え山を越え走り回っても平気だったと言われています。
持久力、忍耐力が備わるみたいですね。
あの大きな象さんや牛さんも菜食です(^^)
肉食は瞬発力が出るそうですが、その分、力が抜ける速度が急降下するらしいです。
ボクサーが試合前にお肉を食べるのも理解できますね。
また余談ですが、ニンニクも同じような効果があるようです。
食べると一気にスタミナがついて元気になるが持続力がないため、またすぐ食べたくなるらしいです。
ちなみに、ベジタリアン生活を続けていくなかで、未だに大病を患うことなく、健康診断の結果はいつもAなのは食生活の影響は大きいと思います。
トイレが臭くない
これはメリット大きいと思いませんか?
BIGの直後に入られても全~然大丈夫です(^^)
おまけに、キッチンも臭くありません。
これは食材が野菜と果物、豆、海藻、しかも、ゴグンがないからです。
ベジタリンのデメリットは?
デメリットその1は、気軽に外食できるお店が少ない事です。
もっと安心の食材で身体に優しいレストランが日本にも増えることを望んでいます。
デメリットその2は意識しないと油分が足りなくなります。
意識して上質なリノール酸、リノレイン酸をバランス良く摂る必要があります。
私がデメリットはこれくらいでしょうか!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
固い内容になってしまいましたが、少しでも理解していただけると幸いです♪
一人の力は偉大だと思っています。
私はまず、週一でベジでやってみようかなぁ~なんて軽い気持ちで始め、それが一日一食に増え、気が付けば毎日菜食に無理なくなっていました。
皆さまもご自身の健康のために、本来の日本人の食事を見直してみませんか?
最後まで見て頂きありがとうございました!
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