今年もWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が盛り上がっていますね。
そんな中、WBC始まっていきなり注目を浴びて話題沸騰となっているラーズ・ヌートバー選手とペッパーミル。
両手でグリグリとペッパーミルを挽くポーズが世間で大流行していますね。
そして開催してたったの数日で、グッズまで販売される次第となってます。
実際のペッパーミルを持参して応援している方々もよくTVに映っていますね。
そしてペッパーミル本体が河童橋で爆売れしているみたいです。
これほどまでに、ペッパーミルが流行った理由や意味はなぜなのか、いつから流行りだしたのかが気になったので、今回は、ヌートバー選手がペッパーミルパフォーマンスをする理由はなぜなのか、またその意味やいつからやっていたのかという内容で調査してみました。
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ヌートバーのペッパーミルポーズの理由はなぜ?
今回はこのヌートバー選手の野球プレイはもちろんですが、パフォーマンスのおかげでますます盛り上がりが絶好調となってます。
ヌートバー選手は、MLB(メジャーリーグベースボール)のセントルイス・カージナルスに所属しています。
ペッパーミルパフォーマンスはカージナルスファンの間ではお馴染みだそうです。
現地では「ペッパー・グラインダー・ポーズ」と呼ばれています。
彼はその笑顔を見てわかるようにカージナルスきってのムードメーカーでもあります。
実際MBLでは、今流行って皆さんがやっているエアペッパーミルポーズでなく、カージナルスのベンチには実際の木製の大き目なペッパーミルが用意されており、チームメイトが得点を取った時などにはそれを実際に使ってポーズを決めるのが恒例のパフォーマンスだというのです。
おまけに、現地では色紙やTシャツでなくペッパーミルを持参して、それにサインを求めるファンの様子がSNSにもあがっています(^^)
なんかユニークでいいですよね。
どうしてそもそもペッパーミルなのかというと、カージナルスのチームメイトが放った言葉がきっかけとなっていますがその話しは後ほどご説明しますね。
現地では「ペッパー・グラインダー・ポーズ」と言われているように、キーの単語は「GRIND」になります。
「GRIND」とは辞書で調べると「細かく砕く」「細かく挽く」「ギシギシ回す」などとなってますが、実はスラングとして「一生懸命働く」や「目標に向けて努力し続ける」という意味がありました。
スラングとは、通常、俗語と言われ、砕けた表現で品の無い言葉があったりしますがスラングでもこんなに前向きで素晴らしい表現方法があったんですね。
私自身、GRINDは「細かく挽く」とか「砕く」しか知らなかったので、なぜペッパーミルのポーズするんだろう?なんで?とすごく不思議だったのでとても勉強になりました。
ヌートバーのペッパーミルポーズの意味は?
また、スラングの意味と元々の「コショウを挽く」の意味を合わせて「身を削って働く」とい意味にもなるそうです。
またコショウから連想されるように「スパイスを与える」から「試合に刺激(スパイス)を与える」という意味に変換されていき、尚且つコショウは料理の最後にふりかけて仕上げることから、「成功させる」の意味も込められているということです。
まとめると、チームのために身を粉にして働き、試合に刺激を与えて成功させる」というようなとてもポジティブで広く大きな意味をもっているということです。
そして、「一生懸命に目標に向けて努力し続ける」「小さい事からコツコツ粘り強くやり続けるとやがて良いことがやってくる」ということで、実際チームメイトが得点を取ったり好プレーをしたときに祝福の意味を込めて、両手をグリグリと回してペッパーグラインダーポーズをするようになったそうなんです。
簡単に言うと「よくやった!」というお祝いの意味のポーズですね。
ヌートバーのペッパーミルパフォーマンスはいつから?
発端は2022年の7月です。
この時期のカージナルスは成績が振るわなく負け越しが続き苦戦を強いられていました。
その時にチームメイトの捕手のアンドリューが『We are grinding』『厳しい状況下でも歯を食いしばって粘り強くやれ!』と仲間を鼓舞して発言しました。
それを聞いていたヌートバーが、アンドリューの鼓舞した発言の「GRIND」と「コショウを挽く」意味を掛け合わせて思いついてやり始めたのがペッパーグラインダーポーズとなったということです。
このパフォーマンスは、ムードメーカーで人気者のヌートバーがやり始めるとすぐに流行りはじめ、ファンも本物のペッパーミルをヌートバーの誕生日プレゼントとして送り、ついには実際に好プレーした選手にコショウをかけるというパフォーマンスにまで発展してるという話しです。
このペッパーミルポーズのおかげで?かは定かではありませんが、あれほどの不調続きから脱却し。その年のナショナルリーグの地区優勝をするまでに至ってます。
すごいですよね!
相当勢いがついて勝ち越していったのですね。
もしかすると縁起が良いポーズかもしれませんね♪
日本では大谷翔平がきっかけ?
2023年3月6日、大注目のWBCの阪神との強化試合で、大谷翔平選手が片膝をつきながらバックスタンドへ本塁打を放った動画は御覧になられましたでしょうか?
いきなり華麗なるホームランを見せつけてくれたカッコよすぎるオオタニサン。
その時だったんです!
オオタニサンが、3塁ベースを踏んだ時に両手をグリグリ、ホームベースに戻ってくる間にももう一回グリグリしてるんです。
しかも微笑みながら。
ん?オオタニサン?何しよん?って感じです(^^)
そしてベンチに戻ったときにヌートバーと一緒にまたグリグリやってキャッキャはしゃいでるんです。
確かに好プレーの後、もっと嬉しく楽しくなるようなポーズですよね。
後で知ったのですが、侍ジャパンでは、もともと団結力を高めるために共通のパフォーマンスをやろうと決めていたが、なかなか決まらなかったために、最終的には「誰かが最初にやったパフォーマンスをやろう」ということになったそうなんです。
そこでその日。1番だったヌートバーがヒットを打った際にペッパーミルパフォーマンスを最初にやったことで、後にオオタニサンが続き、他のチームメイトも次々とこぞってやった事であっと言う間に大流行になったというわけです。
最初にやったパフォーマンスがヌートバーだったためにペッパーミルポーズとなったわけですね。
誰にでも簡単にできてなぜだか嬉しくなるポーズだからこそ流行ったのだと思います。
少年野球のチームでも、子どもたちがグリグリ楽しそうにやっていました。
ちなみに殆どの皆さんは、顔や頭の高い位置で軽くグリグリしますが、ヌートバーは腰を入れて低い位置で雑巾を絞るように力を込めてやったりと、いろんなアレンジがあるので楽しめます。
まとめ
ヌートバーという大リーガー選手が侍ジャパンとして、試合でも大活躍し、ペッパーミルのポーズで日本を沸かせてくれています。
なぜペッパーミルを使うのかという理由は、ヌートバーのMBLのチームメイトが『GRINDして歯を食いしばってやれ!』と仲間を鼓舞した発言がきっかけで、「GRIND」の意味、「身を削って働く」と「コショウを挽く」を掛け合わせてヌートバーがパフォーマンスを始めたからです。
いつから使われ始めたかというと、アメリカでは2022年の7月、日本では2023年3月6日、阪神とのWBC強化試合の時です。
アメリカ人の父親と日本人の母親の間で生まれたヌートバーは侍ジャパンに出る事が夢だったと語っています。
このペッパーミルのパフォーマンスが米国でできて数か月経過してはいますが、彼の夢であったWBCの舞台の日本において、わずか数日で大流行するなど想像できていたのでしょうか。
このペッパーミルのパフォーマンスをすることで、侍ジャパンのチームはもちろん、我々日本を応援するファンとの間にも団結力が高まったような気がします。
あの笑顔で周囲まで明るく空気をかえてくれるヌートバー選手の大ファンになりました。
彼の活躍を今後も見守っていきたいと思います。
ということで今回は、ヌートバーがペッパーミルの理由なぜ?意味やいつからなのかという内容で調査してみました。
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