テレビの大食い番組は、おそらく皆さん誰もが一度は見たことがあると思います。
皆さまは、人がスゴイ量の料理を食べている姿を見るのは好きですか?
それとも苦手ですか?
最近のニュースで、大食い企画は不快で見苦しい、やめろと批判する記事を見つけました。
いったいその理由はどうしてなんでしょうか。
一昔前までは、とても人気があり、もっと頻繁に大掛かりな特別番組もやっていたほどです。
そこで今回は、「大食い番組は不快で見苦しい?やめろと批判される理由を調査」という内容で書いてみますのでよろしくお願いします。
大食い番組は不快で見苦しい?
テレビ番組の大食いチャレンジ企画に違和感「食材の無駄では?」高校生の主張(高校生新聞オンライン) https://t.co/gE9h53xhnJ
— これでいいのか (@IMgi9x4ieY0KBhM) April 23, 2023
この高校生が書いたニュース記事について皆さんの意見を調べてみたところ、コメントやTwitterでは不快だと感じる人のほうが圧倒的で、賛同される方が多くいらっしゃいました。
その一方、大食い番組を見るのが好きで楽しいと思う方も多く、この記事に対しての反対コメントや、不快だと賛同する人に反論するコメントも多く見受けられた事に正直驚きました。
いろいろな大食い企画があるなか、不快だと感じる方の多くは過激なバトルで、時間内に啞然とする大量の食事を口いっぱいほおばって、汚い食べ方で苦しんだ顔で無理やり食べ競うという内容のものでした。
これは筆者の私自身も昔から全くの同感でとーっても苦手です。
私事ですが、以前我が家で友人夫婦とテレビを見ているときに、ちょうど大食い企画がはじまったので私がチャンネルを変えようとしたその時、その友人セレブ夫婦が二人して「面白いから見ようよ!」と言われメッチャ驚いた事がありました。
高級ドイツ車の中でも家の中でも優雅にクラシックを聴いている二人から、まさか大食い番組を面白いと勧められるなんて、ほんとビックリです。
私は全く興味なかったため大食いの有名人を殆ど知らないでいると「ギャル曽根ちゃんの食べ方が気持ちいいのよ~」と奥さんが言うので見てみると、確かに大きな口をあけてパクっと平らげる食べ方は誰よりも綺麗で関心しましたが、うーん、やっぱり見たくない。
でも、セレブ夫婦はとても楽しんでキャッキャ言いながら見てるのです。
そして次から次へ出てくる大食い選手の名前や特徴を良く知っていて、まるで競馬を予想するかのように大食い選手権をあーでもないこーでもないと予想しながら見事に当てたりして楽しんでいるのです。
うーん、楽しみ方についていけない(ーー;)
彼らにとって大食い企画は不快感など全くなく、むしろ楽しめるまさしく娯楽番組なんです。
このように、苦手と全く感じない人たちが一定数居て人気があるからこそ番組は存続しているんですね。
ビビリの私は、すぐ「この人、身体大丈夫なんやろか?」みたいな感情が先で気になって仕方がなく、大量に食べている姿を見るとなんか胸の辺りが苦しくなってくるんです。
汚い食べ方とか残飯とか汚いテーブルを見るだけで気持ち悪くなり、自分自身の食欲も無くなってしまうという変な体質なんですが「大食い番組を見ているとお腹がすいてくる~」などのコメントも見受けられたので、ほんといろんな人がいるんだなと思いました。
同じ番組を見ても不快と感じる人もいれば、心から楽しんでいる人もいて意見は真っ二つに分かれますね。
大食い番組がやめろと批判される理由は?
#有吉ゼミ 24日(月)よる7時〜✨
🍴チャレンジグルメ②🍴
大食い女子がギャル曽根に挑む🔥デカ盛り14戦13勝の #上原わかな
3年ぶりにギャル曽根から勝利を奪えるか!?#稲村亜美 は🍖超体育会系女子会🍖で
鍛えられた胃袋を遺憾なく発揮✨攻めた女装モノマネが話題#ダニエルズ あさひも参戦! pic.twitter.com/2dce3mM5CK
— 有吉ゼミ【日本テレビ公式】毎週月曜よる7時! (@ariyoshiseminar) April 22, 2023
一昔前、もっと過激な大食いバトルをやっていた頃から、このような企画がブームとなり、巷でもデカ盛りが流行りはじめ、時間内に完食したらタダになるなどのお店が全国的に広がっていった感じがします。
そんなブームの中、悲しい事にある中学校でパンの大食いを真似した生徒が喉につまらせて死亡してしまう事故が起こってからこのような番組がいったん下火になったようですがまた再燃してきていますね。
反対する多くの意見は、こんな事をしてよいのか?と食べ物で遊んでいる罪悪感や嫌悪感が批判される多くの理由です。
貧困で苦しみ、食べ物にありつけない人が居る中、こんな番組やるべきではない、などもありました。
また、大量の食事を用意したあげく食べきれなかったものを廃棄する行為が、国をあげて食品ロスの削減の取り組みをしていることに反していて、時代遅れだという意見も多数あります。
ただ、これに対して、大食い企画が好きな方々や、記事に反論する意見は、番組が無くなったからとて貧困世帯を救えるわけがないというものでした。
そして、そんな事を言い出したら、洋服などあらゆるモノを作りすぎては廃棄を繰り返している現状や、他の娯楽番組やスポーツ番組も無駄な事ばかりやっているではないか、と論点から少し離れてしまう意見も多くありました。
確かに生産しては廃棄、の繰り返しこそが無駄という意見は確かにおっしゃる通りです。
ぐうの音も出ないほど論破する方もいましたが、言ってることは正しいんだけどなんか違うんですよ。
なんだろう、食べ物で遊んでること、それを無駄にしているという行為にただただ罪悪感なんですが、そこらへんが通じ合えないなと感じた次第です。
やはり人によって捉え方はそれぞれですね。
いっぽう中国では、2021年から食品ロスを抑止する法律ができ、このような番組は禁止され、もてなし文化で客人が食べきられないほど料理を出す行為も罰金が科せられるようになりました。
タレントのカズレーザーも、「大食い企画は教育上良くない、誰も得しない、虐待だ」と辛辣なコメントを出しています。
まとめ
今から『最強大食い王決定戦2023』の仕上げ編集。3時間半の放送なので…いつ終わるのか予測不能。
この番組をやってると、不思議とお腹が減ってくるー!放送は5月4日(木祝)の夜6時25分から!ちゃんと無事に仕上がったら! pic.twitter.com/Z4UmnB8e62
— 鈴木拓也 (@taks27) April 26, 2023
大食い企画の番組について、不快で見苦しいという意見があるいっぽうで、見ていて楽しい、家族が好きだからついつい一緒に見てしまうという方も多く、ある一定数の方は罪悪感や不快感はなく、むしろ人気があることもわかりました。
また、大食い番組はやめろと批判される理由の多くは、食品ロスを減らすことを国の課題でもあるのに、逆行した行為だ、また食べ物を粗末にしてはいけないという道徳観念から罪悪感を感じるというものでした。
私が反対意見の理由は単純に、自分の身体を大切にしない行為なので全く良いとは思えません。
家族がそんな事をしようもんなら大反対して絶対にやめろと止めに入ると思います。
テレビ番組で大食い番組が無くなってもYouTubeで配信している人もたくさんいて、登録者が何百万人とかのユーチューバーもいるようなので、やはりこの手の番組は需要があるということなんでしょうか。
かなり複雑な気持ちになりました。
この件に関しては、今も賛否が分かれる状況ですが、今後はどうなっていくのでしょうね。
「大食い番組は不快で見苦しい?やめろと批判される理由を調査」という内容でした(^^)/
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